みなさんはテレビ番組で強押しの足つぼマッサージ師が登場してタレントが施術を受けて悶絶。施術後はスッキリして楽になったというシーンを見たことがありませんか？
それを見て、足つぼマッサージは痛い！怖い！でも、スッキリするんだ・・・なんて思い込んでいませんか？

足つぼマッサージの目的は、
①足裏に集中する全身の末梢神経（末梢神経を反射区あるいはツボと言っています）を刺激して対応する器官や臓器を活発にするように間接的に働きかける。
②血流を改善すし体温を生む（冷えの解消）。
③老廃物やむくみを取り除く（デトックス）。
です。
つまり、悶絶するほど強押しする必要は全くありません。

また、施術後にスッキリするのは、強押しの痛みに耐えるのに全身に力が入り、強押しの痛みから解放された途端に全身の力みが無くなるため、スッキリしたような錯覚に陥っているだけのことです。
それどころか、施術中の力みによって実際には余計な疲労（こり）が溜まっています。

当院のリフレクソロジー（足つぼマッサージ）は、お好みの強さで気持ち良くリラックスして受けていただくことができます。

※メニューへ（←クリック）

ちなみに、リフレクソロジー（足つぼマッサージ）と健康の関係は、次の原理から成り立っています。

「リフレクソロジー」は「反射療法」と呼ばれます。足裏の特定部位に刺激を入れると、その部位に対応する器官や臓器に変化が起こる現象を活用し、疲労や不調の改善をはかる療法です。

名前の由来は、REFLEX（反射）とOLOGY（理論の意味を表す名詞を作る接尾後）を併せた造語であるという説が有力です。

私たちの身体の表面や内部にわたる末梢神経は、身体に変化が起きたときに作動し、神経の反射運動を引き起こします。

刺激に対して自覚しなくても起こる反応のことを反射といいます。足裏を刺激することによって、血液や神経を経て器官や内分泌腺、筋肉の動きを活発にさせます。

反射区とは、身体の各器官や部位の神経が集中しているところを示します。だから、この反射区と関連する器官や部位が病気になると、相対する足の反射区にも変化が起こるのです。

みなさん、｢デトックス｣という言葉を耳にしたことがありますよね！

私たちの身体には各関節や筋肉に沿って、動脈、静脈、毛細血管が縦横無尽に走っています。

動脈は身体の細胞に必要な酸素や栄養を運び、静脈は老廃物や炭酸ガスなどいらないものを運びます。毛細血管は動脈が運んできた酸素や栄養を細胞に運び、老廃物や炭酸ガスを静脈に運ぶ役割をします。

だから、血管に老廃物が滞ったときには、細胞や各器官、各部位の機能に何らかの障害が生じます。

足をさわると張りや浮腫れ、ゴリゴリなどが感じられます。それが老廃物なのです。

この老廃物は、身体に何らかの不調をきたしたときに、不調な箇所に対応する反射区の末梢神経に向かって、引力の作用により集積しやすくなります。

リフレクソロジー（足つぼマッサージ）は末端部分に集まった老廃物にアプローチすることにより、血液循環を促します。

心臓は血液を送り出す機能はありますが、吸い上げる機能はありません。そのため、心臓から一番遠い足の血流は滞りやすく、足の筋肉を収縮させ圧力がかかることにより静脈血は心臓に戻ってくるのです。

｢足は第２の心臓｣と呼ばれる所以です。